このページでは韓国語の「はい」、「いいえ」の返事について解説します。
発音と敬語の言い方の注意などを勉強します。
韓国語の「はい」という返事ですが、私たち日本人には「デー」と聞こえますがこれって間違いだったんです。
このページを読めば正しい答えが分かりますよ。
韓国語の「はい」は「네(ネ)」
韓国語の「はい」「네(ネ)」です。
この「네(ネ)」はYESの返事としても使うし、相手の話を聞いている最中に「네(ネ)」と相槌を打つのにも使います。
なので日本語の「はい」と使い方は同じです。
また、韓国語でも「うん」という返事を使います。
意味や使い方は日本語の「うん」と同じです。
肯定の返事や相づちなどにも使います。
ハングルでは응と書きます。
これは目上の人には使えない言葉なので親しい人に使ってみましょう。
丁寧な言い方、敬語の「はい」は예「イェ」
韓国語の「はい」の丁寧な言い方、敬語は예「イェ」です。
意味や使い方は「네(ネ)」と全く同じで、相手が目上の時は예「イェ」と言います。
「イェ」なので日本語の「いえ」とか「いいえ」に聞こえるかもしれませんが間違えないようにしましょう。
意味は全くの反対ですね。
韓国語では丁寧な「はい」は예「イェ」です。
韓国語の「いいえ」は「아니요(アニヨ)」
韓国語の「いいえ」は「아니요(アニヨ)」と言います。
意味や使い方は日本語の「いいえ」とか「いえ」と同じです。
この아니요(アニヨ)には縮約系があります。
一緒に覚えましょう。
- 아니요(アニヨ)→「いいえ」の基本形
- 아뇨(アニョ)→縮約系。目上の人には使わない
- 아니(アニ)→タメグチ。年下や友達相手などに使う
基本的には아니요(アニヨ)を使いますが、友達相手などは縮約系を使います。
네(ネ)が「デー」と聞こえる
「네(ネ)」は私たち日本人には「デー」に聞こえるんですよね。
私の師匠である韓国人の大学教授にこの質問をしたところ、すごく驚いていました。
ネイティブには気付かない日本人ならではの視点のようです。
韓国語の「네(ネ)」がデに聞こえる理由を解説します。
- 「네(ネ)」の子音はㄴ
- 「데(デ)」の子音はㄷ
この二つはいずれも発音器官の舌を使う発音なんですね。(分からない方は子音のページで勉強しましょう)
【関連記事:韓国語の子音の種類、読み方、発音が理解できるページ】
韓国語は発音の仕方が似ている音は字も似ている特徴があります。
ㄴとㄷって字が似ていますよね。
さらに実際に「ネ」と「デ」を発音してみてください。
口の動きそっくりです。
鏡を見ながらやってみると納得してもらえるかと思います。
韓国のネイティブの方は「네(ネ)」と言っているんです。
それが発音方法が似ているため日本人にはデに聞こえる。
これが理由です。
韓国語の「はい」、「いいえ」まとめ
このページでは韓国語の「はい」、「いいえ」について解説しました。
- 韓国語の「はい」は「네(ネ)」
- 韓国語でも「うん」を使い、意味や使い方は日本語の「うん」と同じ、ハングルでは응と書く
- 丁寧な「はい」は예「イェ」
- 韓国語の「いいえ」は「아니요(アニヨ)」
- 「네(ネ)」は日本人には「デー」に聞こえる
以上、韓国語の「はい」、「いいえ」について解説しました。
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