このページでは花郎に出てくる風月主(プンウォルチュ)について解説します。
風月主(プンウォルチュ)のこと、花郎という組織についても理解ができる内容になっています。
風月主(プンウォルチュ)とは花郎の指導者
花郎に出てくる風月主(プンウォルチュ)とは花郎の指導者のことです。
また、「花郎」という組織全体のリーダーということにもなります。
「隊長」という言葉に似ている意味ですね。
ドラマの花郎は花郎という組織が立ち上げられたころを描いている時代劇です。
ウィファは、初代風月主となった人物です。
ウィファはドラマのオリジナルキャラではなく「花郎世紀」という文献に実際にでてくる人物です。
花郎世紀の中では、真興王が即位し、チソ太后が摂政になり花郎が設置されるようになり、ウィファが初代風月主に任命されました。
しかし、しばらくして辞任し、副第長のミジンブが後を継ぎました。
実はこのウィファという人物は、「花郎世紀」にだけ登場する人物ですので、架空の人物ではないかとも言われています。
それにしても、この「花郎世紀」に登場する風月主と、ドラマ花郎での風月主は設定としてはほとんどフィクションのようですね。
ドラマでの風月主のキャラクターが、コメディ要素がありましたのでとても親しみやすい役柄でした。
ウィファは変人であるが異業に大抜擢されて風月主に
ウィファはみすぼらしい恰好をしているが、言葉遣いが良く品格があり、満天の星空のもとで野宿をしてしまう変人のような人でした。
彼が都城へ向かったという噂を聞くと、貴族たちは慌てて門を閉ざすが、夜中でも門をけたたましく叩かれるので仕方がなく酒を飲まさなくてはならない。
迷惑な人ですね~
そんなフーテンの寅さんのような人ががチソに連れられて「花郎」創設という大業の責務を任せられることになります。
王権を強化させるというチソの目的とは逆に、風月主であるウィファは子供たちの考え方を悟らせそして権力の偏りを警戒し、未来を見抜く自由な神国の人材を作り出す夢を見ていました。
花郎を創設する代わりに、自分の方法で教えるという全権を委任されます。
風月主の心にあるのは神国の未来が存在するとしたならば、神国の足かせである骨品を破ることでした。
ちなみに「骨品」とは当時の身分制度のことです。
このように、人間味のあふれる、正義感をしっかりと持っている人物だということがわかりますよね。
余談ですが、このウィファは善徳女王に出てくる美室(ミシル)の曽祖父にあたります。
つながってますね~
花郎で風月主役を務めたソン・ドンイルは大物俳優
韓国ドラマ好きの人なら、風月主であるソン・ドンイルさんがが登場した際、この人どこかで見たことある!?となったのではないでしょうか。
実はこのソン・ドンイルさん、韓国でも引っ張りだこの超人気俳優なんです。
1967年4月27日生まれで、177cmというプロフィールです。
ドラマを見た方ならわかると思いますが、その確かな演技力で、MBC演技大賞特別賞(2005) や利川春史大賞映画祭助演俳優賞(2009)などの賞を受賞されています。
1984年より演劇を始め、91年にSBS公採タレント1期に合格。「チュノ~推奴~」(10年)、「応答せよ」シリーズでスターに。
近年は「大丈夫、愛だ」(14年)、「青い海の伝説」(16年)などに出演していました。
以上、花郎の風月主(プンウォルチュ)について解説しました。
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