奇皇后の登場人物コルタの正体とは何者なのか、という疑問に迫っていきます。
コルタはドラマ奇皇后において元の皇帝タファンの側近を務めずっと忠臣として仕えていました。
ドラマの中でもかなりの重要人物でタファンはコルタに絶大な信頼を寄せていました。
常に行動を共にし戦いのなかではその強さを発揮し、暮らしの中でもタファンがお風呂に入る時にそばで見守ったりとやさしさの一面もたくさん見られました。
そんなコルタですが実はドラマでいうところのラスボスともいえるとんでもない裏の顔を持ち合わせていたのです。
コルタの正体はメバク商団の頭首
優しくも強く頼りになる側近コルタの裏の顔。
それは金の力で国政を牛耳ろうと秘密裏に組織するメバク商団という集団の頭首だったのです。
メバク商団頭首としてヨンチョルと手を組みます。
最初は莫大な利益を上げ続けますがヨンチョルが壊滅してからはタンギセや皇太后に乗り換えて利用しようとする。
おさまりの効かないコルタは皇帝のすげ替え事件や、さらにはタファンに毒薬までをも飲ませました。
この事件がタファンに知られ捕まってしまいます。
コルタのことを信頼していたタファンは怒りをあらわにします。
「なぜおまえまでもが私を裏切るのだ」と問うタファンに対してコルタが本性をさらけ出す。
「もともと私の主は皇帝ではなく金なのだ!」「権力と違って金は裏切らない」
そしてさらにタファンの心意を突く。
「見返りなしにヤンがあなたに心をささげるはずがない!」と叫ぶ。
怒りの限界にきたタファンによって切り殺されるのでした。
メバク商団頭首は撮影現場でも知らされていなかった
コルタの側近としてずっと仕えてきたタファン。
ドラマの中でも何度もタファンの力となった兄のような存在のコルタが黒幕というのは何とも受け入れがたい真実でしたが、ドラマの撮影現場でもその正体は最重要機密扱いだったそうです。
主演のハ・ジウォンさんですら知らされておらず現場では「黒幕は私です」など冗談が飛び交っていたそうです。
コルタの俳優チョ・ジェヨンさんはドラマ出演が決まった際「できれば長く出演できる役でお願いします。」とお願いしていたそうです。
タファンの側近としてドラマの序盤からコルタ役を演じる。
ドラマ撮影の中盤、監督、作家に呼び出され話をされたそうです。
「重要な役があるのですが、それをコルタにしたいと思っています」と言われたそうです。
コルタの意外な一面をいち早く知ってしまったジェヨンさんでした。
その後出演者に台本が配られた際は、現場は大騒ぎとなっていたそうです。
実際ドラマを見てコルタがメバク商団の頭首だったというどんでん返しは多くの奇皇后ファンを驚かせたことでしょう。
最後までわくわくハラハラを与えてくれた作品でした。
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