今回は奇皇后に登場する人物アユルシリダラについて迫っていきます。
ドラマ奇皇后で皇帝タファンと皇后ヤンの間に生まれた長男息子がアユルシリダラです。
タファン、ヤンには敵が多く、生まれながらの立ち位置からその命を狙われることも多々ありました。
そんな数奇な運命をたどるアユルシリダラですが、実は実在したモデルがいます。
アユルシリダラは実在した人物
ドラマ奇皇后に登場したアユルシリダラですが、実在した人物をそのまま取り入れていました。
ですので、史実上の名前も「アユルシリダラ」となっています。
ドラマでは描かれていなかった史実上のアユルシリダラについて紹介します。
アユルシリダラはモンゴル帝国の代16代皇帝です。
15代皇帝トゴン・テムルの息子であり長男です。
モンゴル人と高麗人の混血とされています。
1353年に皇太子となり次第に政治権力を握ることになりますが、重臣たちはアユルシリダラが政権を握っていることをよく思っておらず、度々対立を深めました。
1364年にアユルシリダラ反対派は軍閥のボロト・テムルを呼び込んだため、アユルシリダラは大都を離れボロト・テムルの敵対勢力のココ・テムルを頼りました。
翌年、アユルシリダラはココ・テムルに命じてボロト・テムルを討たせ、大都に帰り再び政権を取り戻しました。
1368年、ココ・テムルの軍は明の北伐軍に敗れて大都を守る軍事力が失われ、アユルシリダラはモンゴル高原南部に逃れました。時を同じくしてモンゴル高原へと逃れてきたココ・テムルの軍と合流し、軍の体制を立て直しました。
その後は明の敵軍を撃退したり、反撃に転じ勢力を盛り返しますがココ・テムルの病死後勢力は衰え1378年にアユルシリダラとココ・テムルの軍は崩壊を迎えました。
アユルシリダラ役は子役のキム・ジヌ
タファンと奇皇后の長男として子供時代の役を演じたのは韓国の子役キム・ジヌくんです。
難しくも重要な役割を担う役を演じきった彼を紹介します。
キム・ジヌのプロフィール
- 生年月日 2006年3月20日
- 身長 不明
- 血液型 A型
- デビュー 2008年ドラマ「みずがめ座」
まだまだ成長段階の彼ははっきりとした情報はまだありませんでしたが若干16歳にしてドラマへの出演はかなり多いです。
最初の出演ドラマは2歳の時ですから驚きです。
他の出演ドラマも少し紹介させていただきます。
- 2011年 ロイヤルファミリー
- 2012年 太陽を抱く月
- 2014年 運命のように君を愛してる
その他、かなりの数のドラマに出演しています。
韓国では指折りの天才子役です。
これからの活躍に期待です。
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