韓国ドラマ「チャングムの誓い」でチャングムの最大のライバルであるクミョンの子役を演じたイ・セヨンは今や超人気女優。
イ・セヨンの子役時代をまた見たい方も多いかと思います。
このページではイ・セヨンが演じたクミョンについて役どころなどを解説します。
「チャングムの誓い」クミョン子役のイ・セヨンは今や国民的大女優に!!
放送当時、本当に美少女で周りを圧倒していたクミョンの子供時代を演じたイ・セヨン。
1995年生まれの彼女は、なんとデビューは5歳の時。
11歳の時演じたクミョン役は話題となり、その後も様々な作品に出演し、着実にキャリアアップしていきました。
2019年「王になった男」「医師ヨハン」、2020年「メモリスト」「HOW ARE U BREAD」「カイロス」、近年の主演を見ても次々と人気作に出演しています。
2021年11月からは2PMジュノと共演の「袖先赤いクットン」が韓国で放送開始。
日本では「赤い袖先」という邦題です。
子役から大きく花開いたイ・セヨン、これからも沢山のドラマで楽しませてくれそうです!
チャングムの最大のライバル天才少女クミョン
クミョンは幼いころから料理の才能を持った努力家で、チャングムのよき友でした。
二人は切磋琢磨し、成長するにつれよきライバルにもなりました。
チェ尚宮とハン尚宮の最高尚宮を巡る料理対決では、チャングムと共に助手を請け負います。
ハン尚宮の勝利後、クミョンもまたハン尚宮から料理に関して多大な影響を受けました。
そして自分の才能を信じ、知略を巡らせるのではなく実力だけで最高尚宮を目指したいと訴えるクミョンですが、チェ一族にとってはそれも許されません。
クミョンはチェ尚宮を叔母にもつチェ一族として、一族の繁栄の為の謀略へと巻き込まれていくのです。
クミョンは料理に関してチャングムの最大のライバルでしたが、同時に恋のライバルでもありました。
宮中に上がる前からミン・ジョンホを慕っていたクミョンは、恋の許されない女官という立場でありながら密かに想いを募らせます。
しかし次第にミン・ジョンホの視線の先にはチャングムがいるということに気づかされるのです。
この恋の嫉妬と苦悩が、チャングムを陥れたり攻撃することへの罪悪感を消していったのは間違いないでしょう。
チャングムの誓いでの悲劇のヒロインはクミョン
ドラマの後半ではチェ尚宮は女官長になりクミョンは最高尚宮に昇格。
一族の栄華を極めたかに見えましたが、チャングムが黙っていません。
チェ尚宮はチャングムを追放すべく策を巡らせますが、クミョンは失敗してしまいます。
結局チェ尚宮は死に、クミョンは宮中を出ることになりました。
最後にクミョンはチャングムを呼び、チャングムの母の手紙を渡すのでした。
「叔母(チェ尚宮)に燃やせと言われたができなかった。
それが私。
一族として迷いも捨てきれず、かといって意志も貫けず。
心からの自信もなく心からの正義心もなく、完璧な才能もなく真心もなく。
一心に想われることもなく、一心に恋に生きることもできない・・・。」
チェ一族としての使命に縛られ、料理の道を全うすることも恋に生きることもできなかったクミョン。
かといって全くの悪人になり下がった訳でもなく、使命を完璧に遂行することもできず、最後はチャングムへ手紙を渡す優しさを見せます。
クミョンはこのドラマで、一番運命に翻弄された悲劇のヒロインかもしれません。
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