イ・サンのパクテス役の俳優はイ・ジョンス

このページでは韓国ドラマ「イサン」でイサンと身分を超えた親友でもあり、頼れる護衛武官でもあったパクテスについて、どんな人物だったのか、キャストの俳優は誰かなどをお伝えします。

子供時代に親友となった3人組の一人でもあり、久しぶりに帰ってきた仲間でもあり。

イサンにとっては心を許せる数少ない人物だったようです。

イ・サンを守るために武官となったパクテス

イ・サン（第22代正祖）を守るという幼い頃に交わした約束を果たすため武官となったパク・テスは、ソンヨンと共に固い絆で結ばれている友です。

パク・テスはソンヨンを一途に愛しながらも、ソンヨンのイ・サンに対する気持ちを尊重し、サンを命懸けで守るという三人の友情を貫いていく人物です。

元々パク・テスの身分は賤民でしたが、11歳の時に出会ったイ・サンとは唯一無二の親友と呼ばれる仲で、パク・テスの存在がなければ王という地位を継ぐことすらできなかったと言われるほどの存在感を発揮した人物です。

パク・テスの運命を変えたのは他でもないイ・サンとソンヨンとの出会いでした。

パク・テスは幼い頃、叔父の計らいを受けて内侍府（ネシブ）の見習いとして王宮に入ります。

ですが、大の勉強嫌いで飲み込みが遅かったあげく、内侍府になるために必要とされる去勢が嫌だったため、王宮を抜け出そうとします。

そんな中、出会ったのがイ・サンとソンヨンでした。

当時はまだ幼く、世継ぎの孫である「世孫」だったイ・サンは命を狙われ、いつ「世孫」の座から降ろされてもおかしく無い状況でした。

そんなイ・サンをパク・テスとソンヨンは自分達が王宮に上がったら必ずお守りするから待っていてくれと約束するのでした。

世孫の危機を救ったパク・テスとソンヨンは、世孫に協力したのがバレてしまったことで刺客に命を狙われてしまいます。

叔父のタルホにより危機を脱しましたが、いつ襲われるかも分からない身の危険を感じ、都を離れる決心をしたのです。

そして、二人が都を離れ消息を絶って8年後、二人はひっそりと都に戻っていました。

二人が都に帰ってきているとも知らず、世孫は世孫でずっと二人の行方を探していました。

ある時ついに再会を果たし、世孫が未だ命を狙われている身であるということを知ったパク・テスは約束を果たすために武官の試験に挑み、見事合格し、護衛部隊の武官となりました。

ソンヨンを想いながらもイ・サンへの忠誠を誓って友情を貫いたパク・テスを演じたのはイ・ジョンスです。

1976年10月21日生まれで、1995年MBC公開オーディション24期のタレントとしてデビューしました。

2001年の映画「風林高」で反抗的な高校生役で出演し、コミカルな演技が評価を受け第39回大鐘賞映画祭新人男優賞を受賞しました。