このページではドラマ「雲が描いた月明り」のイ・ヨンとチョ・ハヨンとの婚礼シーンについての解説をします。
この婚礼がきっかけでラオンの正体がバレてしまうのですが・・・
それでは続きをどうぞ。
イ・ヨンとチョ・ハヨンとの婚礼は純祖が仕組んだ政略結婚だった
イ・ヨンとチョ・ハヨンとの婚礼はイ・ヨンの父である純祖が仕組んだ政略結婚です。
礼曹判書のチョ・マニョンを父に持つチョ・ハヨンとイ・ヨンを結婚させることで領議政の家と対抗するためです。
ラオンと相思相愛のイ・ヨンは結婚話をなかったことにしてほしいと訴えますが、純祖は強引にイ・ヨンの世子妃選びを進めてしまいます。
家柄のためとはいえ、イ・ヨンに想いを寄せるハヨンには願ってもない話ですね。
ハヨンは例え自分が力になれなくても、家柄としての力がイ・ヨンの支えになるなら、と考えていました。
そして、イ・ヨンに愛する女性がいることも悟っていました。
ハヨンにとっては嬉しくも切なくもある婚礼になりますが、その覚悟から並々ならぬイ・ヨンへの想いがひしひしと伝わってきますね。
ハヨンは婚礼を先延ばしにするイ・ヨンに自分を利用したらいいと驚きの提案した
ハヨンは婚礼を先延ばしにするイ・ヨンに、ハヨン自身と家柄を利用してくださいとイ・ヨンに驚きの提案をします。
ハヨンはイ・ヨンの心に思う女性がいることを悟っていましたし、イ・ヨンからもその言葉を聞かされますが、その助けになるために自分を世子妃にしたらいいと言い出すのです。
イ・ヨンにハヨンに気持ちを向けることはないと言われても、家のためであり、お互いの利益のためと説くハヨンです。
ですが、本当はイ・ヨンが好きで、側にいたいというのがハヨンの本音でした。
ハヨンはこの一途な想いを隠し、愛されなくてもイ・ヨンを支え続けることを選んだのです。
なんて心の強い女性でしょうか。
そして二人はお互いの利益のためという一致の元、婚礼を挙げることになりました。
ラオンの父親が捕まったことでイ・ヨンとハヨンの婚礼は中断になった
ラオンの父親であるホン・ギョンネが捕まったことでイ・ヨンとハヨンの婚礼は中断という事態に
なってしまいます。
ホン・ギョンネは10年前に反乱を起こした指導者で、死んだと思われていた人物です。
つまりラオンは逆賊の娘だったわけですね。
反乱を起こしたホン・ギョンネには娘がいることが知られていたので、ラオンの母親はラオンを男として育てることで守り続けてきたのです。
そして、そのホン・ギョンネが10年ぶりにラオンの母の元に現れ、ラオンたちを逃がすために 追っ手から逃げようとして捕まってしまったのです。
そして、ホン・ギョンネを恐れていた純祖が、ホン・ギョンネが生きていたことに驚いて気を失ったために、二人の婚礼は中断してしまいました。
ヨンとラオンは結婚できるの?
こうしてヨンの政略結婚は中断になったのですがヨンとラオンは結婚できるのか?
気になりますよね~
結論から言っちゃうと、できないかな~ってなります。
その理由としては身分ですね。
王族でしかもセジャのヨンなので結婚相手は同じく王族か有力な貴族や両班の娘に限られるでしょう。
ハヨンとの婚礼もそのためです。
この当時の朝鮮では血統を守ることがかなり重視されていたので身分違いの結婚は無理だったでしょう。
原作となった小説では毒で亡くなったことにしてラオンと密かに暮らしていました。
ドラマではその後の話は語られていませんが。
結ばれることのない愛によって盛り上がるドラマなんですね。
以上、雲が描いた月明りの婚礼シーンの解説でした。
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