このページでは韓国ドラマ「ノクドゥ伝」の最終回のあらすじを解説します。
ネタバレ注意!
最終回ではユルムの正体が分かります。
史実を織り交ぜたドラマがついにフィナーレです。
母との別れ
ノクドゥはトンジュとともに母、中殿に会いに行きました。
中殿は、光海君がノクドゥを追ってくると知り、秘密の道を案内するように命じます。
一緒に逃げましょうというノクドゥに、「陛下を一人にしてはいけない。私はこの国の王妃だ。私の夫が冷血な君主だとしてもこの国の王なのだ。私まで離れたら、陛下はすぐに彼らに容赦なく殺されてしまう。」と断ります。
そして「そなたは誰よりも大切な私の子だ。それを心に刻んで遠くへ逃げて自由に生きるのだ。いつかまた必ずや会いに行ける日も来るはずだから、どうか生き延びておくれ。」と二人は涙ながらに抱き合いました。
トンジュとノクドゥは王宮から逃げました。
トンジュの決意
ファン将軍と傷を負ったノクドゥとともに隠れ家を出たトンジュ。
しかし遠くへは逃げられないと悟り、意識のないノクドゥをファン将軍に託し、一人ユルムの元へ行きます。
「あなたの手によってノクドゥは死んだと王様におっしゃってください。そうすれば私はあなたのおそばにおります。」
その約束通り、ユルムは王様にノクドゥは死んだと知らせました。
王様はそのまま信じましたが、中殿は遺体を確認しノクドゥではないと知ると安堵したのでした。
ユルムはトンジュに「いつまで待ってもよいから、私に想いを寄せてくれないか。」と頼みますが、「そうしますと口では言えますが、おわかりでしょう。誰かに想いを寄せるというのは努力してできるものではありません。」とトンジュは言いました。
その夜、トンジュの元にノクドゥが迎えに現れます。喜びに二人は抱き合い、ユルムの家から逃げ出しました。
ユルムはそのことに気づきましたが、トンジュを諦めもう追うことはしませんでした。
その後ノクドゥとトンジュは、家族やファン将軍、烈女団の人たちと一緒に島で暮らしました。
二人は皆に祝福され結婚式を挙げたのでした。
ユルム9年後の真実
一方ユルムは9年ののち、謀反を起こし光海君に会いに行きます。
そして王に、「自分はノクドゥと同じ誕生日であり、父が予言を聞いて誕生日を偽らなければ自分は死んでいたでしょう。予言通り、王様は王として生涯を終えることはできません。」と言い放ちます。
光海君は予言の指す真実を知り、ノクドゥへの仕打ちを思い、後悔の涙を流すのでした。
最後に王妃の命だけは助けるように頼みます。
数日後、島の砂浜では王妃を出迎えに来たノクドゥとトンジュの姿がありました。
「これからも一緒に笑って一緒に泣いて、幸せに暮らしましょう。」とトンジュは微笑み、二人は近づく船を待つのでした。
ノクドゥ伝はBSフジ放送版は全20話、VODによっては全32話のもありますが、当サイトでは全16話版であらすじを書いています。
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ユルムの正体は綾陽君(ヌンヤングン)
ユルムの正体は王族の綾陽君(ヌンヤングン)で後に即位して王となり、仁祖(インジョ)という名前になります。
朝鮮王朝16代王で史実でもクーデターによって王座を奪っています。
先代王が光海君というのも史実通りで「光海君は暴君だった」という記録も残っています。
ノクドゥ伝はこの辺をドラマとして脚色していったんですね。
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