このページでは韓国ドラマの「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」で主演のオンダル役だったジスが降板、キャスト交代となった事情などを解説します。
ネット社会の脅威ということでしょうか。
続きをどうぞ。
主演のジスは学生時代のいじめをネットで暴露された
韓流時代劇の「王女ピョンガン」主演のオンダルを演じていたジスは、ドラマ放送開始後の2021年3月2日に学生時代の素行の悪さをネット上で暴露されました。
学生時代にジスにいじめられていた元被害者が「俳優ジスはいじめの加害者」というタイトルでジスのいじめを主張した書き込みは、あらゆる悪事を働いたと主張し、当時の様々な状況を説明した内容となっていました。
放送中のドラマの主演俳優に関わる書き込みに世間では大きなニュースとなります。
さらに同日、追加で複数人から暴露が続いたことでさらに深刻な問題となりました。
ジス自身は3月4日に、自身のインスタグラムで直筆の謝罪文を掲載し、暴露された学生時代のイジメ疑惑を認めました。
また、ドラマの降板請願文への同意者が6000人に達し、同日にドラマ制作陣が協議した結果、ジスの降板と代理主演の交渉中だという内容が発表されました。
ジス本人はドラマの降板に続き、CMなどの仕事もキャンセルされるなど多額の違約金が発生する事態となり、所属事務所との契約も打ち切られました。
ジスの降板が決まった時点で18話分まで撮影が終了していた
ジスのいじめ疑惑がネットで暴露され、ジスの降板が決まった時点で、すでに撮影シーンの18話までの95%の撮影が終了していました。
放送日が近づいている7、8話についてはジスの出演シーンは最大限削除され、9話以降は代役のナ・イヌで撮影し直すことが発表されました。
既に放送済みだったシーンについても、再放送に向けて全て撮り直されました。
さらに、ヒロインのキム・ソヒョンを始め、イ・ジフンや他のキャストたちは、この撮り直しによる追加出演料を受け取らず、追加撮影に臨んだといいます。
代役のナ・イヌの演技が期待以上の高評価で再び注目を集めた
主演俳優の放送中の降板という不名誉な作品として有名になってしまったわけですが、途中代役でありながらも、主演という大役を演じたナ・イヌの演技が期待以上の高評価を獲得したことで、再び注目を集めたドラマになったと言っても過言ではありません。
今回の降板騒動による損害や、撮り直しのためにかかった膨大なエネルギーは図り知れませんが、協議の時点で放送休止という選択肢がありながらも、作品を愛してくれた視聴者や、制作に携わったたくさんのスタッフ・俳優たちの気持ちを鑑み、放送を再開していくことを決断することは制作陣にとっても簡単な決断ではなかったでしょう。
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ジス→ナ・イヌの交代を実際に見てみましょう。
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