このページでは韓国ドラマの善徳女王でウォルヤ役の俳優チュ・サンウクについて紹介します。
実はチュ・サンウクはウォルヤ役ではなく、別の役をやりたかったとインタビューで語っています。
人気キャラの一人でもあるウォルヤ役ではない本当はやりたかった役とはいったいどんな役なのでしょうか?
ウォルヤ役の俳優チュ・サンウクは本当はピダムをやりたかった
ウォルヤ役を演じた俳優はチュ・サンウク。
チュ・サンウクは、インタビューで本当はピダム役をやりたかったと告白しています。
「もうキム・ナムギルさんに決定していたので残念でした。」と語っています。
チュ・サンウクがもしピダムを演じていたら、どんなピダムだったのか、気になりますね。
キム・ナムギルのピダムは、子供のように天真爛漫さと残酷さをあわせもった、不思議な魅力がありましたが、正統派二枚目のチュ・サンウクが演じるとまた違ったピダムが見られそうです。
チュ・サンウクのデビューは1998年でしたが、ウォルヤを演じたのは、2009年31歳の時。
遅咲きの印象ですが、その後も様々なドラマに出演、主演も数多くつとめ、御曹司役が印象に残っている人も多いのではないでしょうか。
2021年12月からは正統派時代劇「太宗イ・バンウォン」に主演。
今後も息が長く活躍してくれそうな俳優さんですね。
「善徳女王」ウォルヤもユシンも伽耶王族ってどういうこと?
ウォルヤは伽耶の復興を目指す秘密結社、復耶会のリーダーです。
ウォルヤは滅亡した伽耶の王子でした。
ここで思い出すのは、ユシンも伽耶の王族の出身だということです。
しかしユシンとウォルヤ、同じ国出身のわりに26話で初対面でしたよね。
どういうことでしょうか?
実は、伽耶とは1つの国名ではなく、いくつかの小部族の集まりを指します。
二人はそれぞれ別の部族の出身だったということです。
ユシンは金官伽耶の最後の王仇衡王を曾祖父に持ち、ウォルヤ(月夜)は、大伽耶(高霊伽耶)の最後王、10代王月光太子の息子なのです。
神話では、亀旨峰で部族長たちが神迎えの儀式をしていると、天から6つの卵が下りてきたのだとか。
その卵から生まれた神童が、それぞれ6つの国を治めることになりました。
だからドラマに登場する復耶会のシンボルマークは、6つの卵を抱いた亀の文様なのですね。
ウォルヤがユシンを初対面で殺そうとしたわけ
26話の登場シーン、ウォルヤ達復耶会のメンバーは、ユシンに対してかなり恨みを持っていたのはなぜでしょうか?
おそらく、金官伽耶はその中でいち早く新羅に降伏しており、ウォルヤ達大伽耶の人々からすれば、裏切ったということだったのでしょう。
しかし、ユシンは自分の命を狙う復耶会に自ら乗り込み、一族の土地を差し出すという大きな賭けに出たのです。
「一族の土地を差し出す代わりに、お前は何を得るのだ?」と聞くウォルヤに、「この方が私の選んだ王だ!同盟の主に敬意を!」トンマンへひれ伏す一同。
土地の代わりにウォルヤから得たのは、トンマンへの忠誠だったのです。
この瞬間、トンマンは彼らの王になったのです。
トンマンへ忠誠を誓う人々が一気に増えて、トンマンの進む覇道に光が差し、盛り上がるシーンでしたね!
しかしながら、伽耶の人が幸せになるために、新羅の民として生きる道を望んだユシンと、ユシンを新羅の王にして伽耶を復興させようと考えるウォルヤ。
二人の考えの違いはその後もたびたび衝突を生むことになります…。
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