トンイのセジャの病気「痿疾(いしつ)」とは。世継ぎが望めない体は史実?

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トンイのセジャの病気「痿疾(いしつ)」とは。世継ぎが望めない体は史実? 韓国ドラマの話題

このページでは韓国ドラマ「トンイ」でセジャの病気「痿疾(いしつ)」とは?を解説します。

世継ぎが望めない体だったというのは史実だったのでしょうか?

同時代を描いた他の韓国時代劇ではどう描かれていたのかも調べました。

また、セジャ役の子役俳優についてもお知らせします。

続きをどうぞ

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禧嬪の息子・セジャとトンイの息子クムとの世継ぎ争い

「トンイの王様」粛宗(スクチョン)には最終的に2名の跡継ぎが存在します。

一人は禧嬪(チャン・オクチョン)との息子であるセジャ(後の景宋(キョンジョン))もう一人はトンイとの息子であるクム(後の延礽君(ヨニングン))です。

禧嬪の息子は3歳の時に世継ぎとなる世子に任命され、帝王学を学び順調に未来の王へと成長していきます。

そこで現れたのが粛宗とトンイの間に生まれたクムです。

当時、トンイは宮殿から追い出され宮殿の外でポン尚宮とエジョンと共に暮らしていて、クムもその生活の中で出産しました。

トンイ達は宮殿には戻ることはないとされていたため、セジャが王になると信じられていました。

ですが、トンイの家が放火され、命の危機にさらされたことをきっかけにトンイとクムは宮殿に戻ることになります。

これが世継ぎ争いの始まりです。

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セジャは世継ぎが望めない体だった

セジャは薬湯を飲まされ続けていたことに疑問を感じていました。

主治医に聞いても教えてもらえなかったため、自分で調べることにしたのです。

そしてついに自分は「子を成すことができない」病気という真実を知ることになります。

いずれ世継ぎを作らなくてはいけない世子としては致命的な病でしたね。

トンイの作中では病名は「痿疾(いしつ)」となっていてどんな病かは明かにされていませんが、世継ぎがいないことや短命に終わっていることなどから史実でも何がしかの病気だったんでしょうね。

コトバンクによると「痿疾(いしつ)」とは下記のように説明されていました。

手足などがしびれて感覚を失い、動作が自由にならなくなる病。しびれやまい。

引用元:コトバンク

母である禧嬪はこのことを知っていて、薬湯を飲ませることで治そうとしていました。

ちなみにですが、同じ時代を描いた別の時代劇「張禧嬪(チャン・ヒビン)」(キム・ヘス主演)では母であるチャン・ヒビンが悪事がバレて逮捕される際に愛するわが子を強く抱きしめ、大事なところも強く握ってしまって子供ができない体になった、という設定になっています。

複数の時代劇で世継ぎが望めない体であると描かれているのでセジャ(後の景宋)が何らかの病気であることは史実だったのでしょう。

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第20代国王景宗はわずか4年の在位で弟に託す

父・粛宗が亡くなった1720年に第20代国王として即位しますが、わずか4年後の1724年に病のため亡くなります。

36歳という若さでした。

死罪となった母・禧嬪の息子として、また自分が子供を作れない体だとわかり、どれだけ辛く苦しい思いをしたことでしょうか。

ですが、心優しき景宗は異母兄弟である延礽君を可愛がり、延礽君を次の王位継承者である世弟(セジェ)に定め、延礽君が王になる道を整えてこの世を去りました。

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心優しき景宗役を演じたユン・チャン

景宗を演じたのは、ユン・チャンという当時14歳の子役です。

7歳からCMを中心に出演し、子供服の専属モデルとしても活躍していました。

デビューは2007年の映画「飛べホ・ドング」です。

クム役のイ・ヒョンソクとは撮影の合間で仲良くしている姿も見せていて、その姿は本当の兄弟のようでしたね。

ユン・チャンは2014年以降、表舞台に出てきていません。

学業に専念しているのでしょうか。それとも兵役でしょうか。

どちらにしても、あの優しい笑顔をまた見せてもらいたいものですね。

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