このページでは韓国ドラマ「トンイ」子役時代のトンイが頼まれたお使いの問安婢(ムナンビ)とはどういうものか、について解説します。
トンイはムナンビとして敵の親玉であるオ・テソクの家に行くことになってしまい、その結果窮地に陥ることになりました。
なぜトンイは問安婢(ムナンビ)に喜んで出かけたのでしょうか。
作中では「綺麗な着物を着られるから」となっていますね。
これはどういう意味なのかを解説します。
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ムナンビとは身分の高い家の女性の代理人としてあいさつに行く役目
朝鮮王朝の時代、両班などの身分の高い家の女性は行動を厳しく制限されていました。
自由に外出することは許されず、新年の挨拶なども代理の者に書簡を届けてもらうなどが習慣になっていました。
その役を任されていたのが問安婢(ムナンビ)だったのです。
ムナンビは訪問先で書簡を読み上げなければならないため、最低でも字を読めることが条件でした。
トンイのような貧しい賤民は普通は字が読めないためムナンビに選ばれることはありえませんでしたが、トンイは教養があり字を読むことができたので賤民でありながらムナンビに選ばれたのでした。
トンイが問安婢(ムナンビ)で綺麗な着物を着せてもらえた理由
トンイが問安婢(ムナンビ)で綺麗な着物を着せてもらえた理由を解説します。
トンイは貧しい身分でありながら字が読めるため問安婢(ムナンビ)を任されましたが、貧しいために服を持っていません。
お金持ちの家の代理であいさつに行くのにみすぼらしい恰好では行けませんよね。
なのでトンイはきれいな服を着せてもらえることになったのでした。
さらにご褒美としてご馳走をふるまってもらうことになりました。
それにしても新年のあいさつにも代理の者に行かせなきゃならないほど当時の女性は規律が厳しかったんですね。
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