韓国時代劇トンイの第3話で登場するチャン・オクチョンという女性は何者なのでしょうか?
逃げてきたトンイを見逃し、初めは憧れの存在として描かれるチャン・オクチョン。
蝶の髪飾りを手がかりとして長い間その姿をトンイは追いかけることになるのです。
手信号の意味も気になりますね~
実はこのチャン・オクチョンは実在の人物で歴史に名を残すほどの女性なのです。
この記事ではチャン・オクチョンについて詳しく解説します。
チャン・オクチョンは実在の人物
このチャン・オクチョンは後に王妃となり、トンイのライバルともなり、この次の王を産む女性でもあります。
史実では粛宗(王様)よりも年上で姉さん女房となります。
年齢設定はトンイと王様の年の差はいくつ?年齢設定の解説で解説しています。
韓国の歴史上唯一、中人から王妃に上り詰めた女性。
その美貌によって粛宗に見初められた、というのでかなりの美人だったんでしょうね。
チャン・オクチョンは身分は低いが裕福だった
チャン・オクチョンは身分は低い家の出身でしたが、通訳官の姪として裕福な生活をしていました。
この時代は清との外交や貿易などで通訳官はとても重要な役割を果たしていたので、たとえ身分は低くとも経済力を持っていました。
オクチョンの経済的な基盤に目をつけたオ・テソクが、これを利用しようとして仲間に引き入れたのです。
オクチョンからすればオ・テソクは南人の主導的な立場にいることを利用し、宮廷でのし上がろうと考えていました。
互いの利害関係が一致し、仲間関係となったのです。
チャン・オクチョンは朝鮮三大悪女の一人
このチャン・オクチョンとは「朝鮮三大悪女」の一人とされて、「チャン禧嬪(ヒビン)」とも呼ばれる実在した人物です。
禧嬪(ヒビン)とは側室としての官位の呼び方です。
参考記事:朝鮮王朝の側室の階級とは。トンイはどの階級だった?
一時は王妃となり、世継ぎを生んでいるが、悪事がばれて処刑されるという波乱万丈の人生でした。
チャン・オクチョンを主人公とした別の時代劇もあり、こちら側ではトンイ(スクピンチェシ)が悪者で描かれています。
朝鮮三大悪女とはチャン・オクチョンの他にチャン・ノクスやチョン・ナンジョンといったそうそうたる顔ぶれです。
彼女らが登場する時代劇は下の表のとおりです。
三大悪女 | 登場する時代劇 |
---|---|
チャン・オクチョン | トンイ、テバクなど |
チョン・ナンジョン | オクニョなど |
チャン・ノクス | ホン・ギルドンなど |
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