コーヒー(coffee)を「コピ」と言ったり、ファン(fan)を「ペン」と言ったり。
韓国語訳された英語って我々日本人からすると若干違和感を感じる時がありますよね。
これって韓国語のFの発音の違いが原因なんです。
このページでは韓国語のFの発音の解説をします。
Fは唇を使った発音。韓国語ではㅍを使う
韓国語は子音を使っている発声器官ごとに分けています。
英語のFの発音は唇を使う発音になりますが、韓国語では唇を使った発音は子音のㅁ、ㅂ、ㅍの3つで表しています。
(この説明が分からない方はハングル文字の子音の書き方と読み方のページでハングル子音をおさらいしましょう)
韓国語の唇を使った発音のㅁ、ㅂ、ㅍでは
- ㅁはマ行
- ㅂはパ行又はバ行
- ㅍはパ行の激音
を表します。
ㅁはマ行の発音なのでFの訳には使えません。
ㅂは有声音化(濁音化)するのでFの発音にはふさわしくない。
残ったㅍがFの音にあてられているという事になります。
韓国語の中ではㅍの音がFの音に最も近いという事になります。
ちなみにですが、英語を含めた外来語の訳語には有声音化を防ぐために激音があてはめられることが多いです。
Fを使った韓訳英語を紹介
以下で使用頻度の高いFを使った韓訳英語をいくつか紹介します。
Fにㅍがあてはめられていることを確認してください。
- コーヒー(coffee)→커피(コピ)
- ファン(fan)→팬(ペン)
- アフリカ(Africa)→아프리카(アプリカ)
- ワイフ(wife)→와이프(ワイプ)
- カフェ(cafe)→카페(カペ)
- ファイティン(fighting)→파이팅(パイティン)
「ファイティン」はがんばれ!みたいな意味でドラマなどでもよく聞くセリフですね。
最近では화이팅(ファイティン)と表記されることもありますが、基本は파이팅(パイティン)です。
韓国語のFの発音まとめ
韓国語のFの発音についての解説でした。
Fは唇を使った発音で、韓国語ではㅍをFの音に当てはめています。
よく聞く英語由来の韓国語の例
- コーヒー(coffee)→커피(コピ)
- ファン(fan)→팬(ペン)
- アフリカ(Africa)→아프리카(アプリカ)
- ワイフ(wife)→와이프(ワイプ)
- カフェ(cafe)→카페(カペ)
- ファイティン(fighting)→파이팅(パイティン)
以上、このページでは韓国語訳された英語のFの発音について解説しました。
韓国語の「ファイティン」意味は「がんばれ」語源はfighting
このページでは韓国語で「頑張れ」と応援するメッセージを勉強します。目上に対する言い方、フランクな口調など。「お仕事頑張ってください」などのメッセージの例文をハングル表記と合わせてどうぞ。
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