韓国語の「いただきます・ごちそうさま」を解説します。
韓国料理が好きな方も多いと思います。
一緒に食べる人にも言えるし、お店の人に言う事もできます。
食事の前後に使う言葉を覚えて韓流ライフを一層楽しくしましょう。
- いただきます→잘 먹겠습니다(チャルモクケッスムニダ)
- ごちそうさま→잘 먹었습니다(チャル モゴッスムニダ)
それぞれの詳しい解説は以下でします。
韓国語の「いただきます」は잘 먹겠습니다(チャルモクケッスムニダ)
韓国語の「いただきます」はこう言います。
잘 먹겠습니다(チャルモクケッスムニダ)
単語の意味を解説します。
- 잘(チャル)は「良く」
- 먹(モク)は「食べる」
- 겠(ケッ)は未来意思形を表す単語
- 습니다(スムニダ)は丁寧な語末表現
直訳すると「良く食べます」という意味になります。
未来意思形に関して補足の説明をします。
今回の例では動詞に겠(ケッ)がついているので未来に向けて何かをする意思があるという事になります。
未来に向けて「これから食事を始めます」という意思表示の表現です。
日本語の「いただきます」と韓国語の잘 먹겠습니다(チャルモクケッスムニダ)の違いを解説します。
日本語の「いただきます」は食べ物に対して、自然の恵みに対して、食物となった植物や他の生き物(肉や魚)に対して「命を頂きます」というニュアンスで使います。
なので一人で食事をする場合にも「いただきます」と言います。
韓国語では食事をおごってくれた人に対して言う場合がほとんどで、一人で食事をする場合は言わない場合が多いとのことです。
잘 먹겠습니다(チャルモクケッスムニダ)は丁寧な言葉使いなので目上の人にごちそうになる時に使います。
親しい人におごってもらう時は親し気な口調の잘 먹겠어요(チャル モクケッソヨ)と言います。
相手によって言い方が変わることも日本語との違いと言えます。
もちろん例外はあります。
日本語でもおごってもらったら「いただきます」と相手に言うし、韓国人も一人での食事で言う事もあります。
韓国語の「ごちそうさま」は잘 먹었습니다(チャル モゴッスムニダ)
韓国語の「ごちそうさま」はこう言います。
잘 먹었습니다(チャル モゴッスムニダ)
単語の意味を解説します。
- 잘(チャル)は「良く」
- 먹(モク)は「食べる」
- 었(ゴッ)は過去形を表す単語
- 습니다(スムニダ)は丁寧な語末表現
直訳すると「良く食べました」という意味になります。
잘 먹겠습니다(チャルモクケッスムニダ)との違いは未来意思形が過去形に変わっただけです。
過去形の作り方は用言の語幹に았/었を付けます。
았/었のどちらを付けるかは語幹が陽母音か陰母音かによります。
먹は陰母音なので었を付けます。
過去形のつくり方は単語の活用をまとめたページで詳しく勉強できます。
【関連記事:韓国語の単語を活用する方法】
잘 먹었습니다(チャル モゴッスムニダ)は人からごちそうになった時も言いますし、お店の人に帰り際に言う事もあります。
なので日本語の「ごちそうさまでした」と使い方はほぼ一緒です。
親しい人におごってもらった時やお店の人が自分よりも若い人の場合は親し気な口調の잘 먹었어요(チャル モゴッソヨ)と言います。
韓国語の「いただきます・ごちそうさま」のまとめ
今回は韓国語の「いただきます・ごちそうさまでした」を勉強しました。
- いただきます→잘 먹겠습니다(チャルモクケッスムニダ)
- ごちそうさま→잘 먹었습니다(チャル モゴッスムニダ)
「いただきます」のほうは日本語と若干の違いがあるので注意しましょう。
日本語の「いただきます」食べ物に対して、韓国語の잘 먹겠습니다(チャルモクケッスムニダ)は食事をおごってくれた人に対して言う、が違いでした。
未来意思形と過去形の文法の違いも勉強できるページになっています。
関連ページもぜひ読んで理解を深めてください。
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