韓国語初心者が知っておくべきこと|ハナコンブ
韓国語初心者向けの勉強サイト
このサイトは韓国語の初心者が身に着けるべき基礎の勉強法を無料で公開しています。
韓国語はもっとも身近な外国語と言われていて、日本語と共通する部分が多くあります。
語順が一緒だったり、漢字語があったり、尊敬語の存在も共通しています。
ですが、韓国語で使われている文字のハングルは難しい記号のように見える人もいると思います。
カタカナに訳された言葉は知っていても、そのもととなった韓国語は知らない、読めないという人が多いのではないでしょうか。
このサイトで勉強すればカタカナではなく、ハングルをそのまま理解できます。
また、発音に関してもわれわれ日本人が無意識にしていることを意識的にするだけでかなりの上達が見込めます。
このサイトで勉強すれば発音が分かり、韓国語を話すこともできます。
はじめはハングルの基礎的な構造から説明していきます。
発音で注意する部分などの解説もしていますので初心者でも無理なく進んでいけます。
マイペースな勉強の手助けができれば幸いです。
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ハングル文字の基本的な知識
韓国語(朝鮮語)は1443年に李氏朝鮮王朝第4代の王、世宋(セジョン)の命により創られました。
当時は「訓民正音」と呼ばれ、ハングル(大いなる文字)という名称は19世紀になってから使われました。
このハングル文字ができるまでは朝鮮には固有の文字がなかったため話し言葉は朝鮮語、文字は漢字という二重の言語が使われていました。
ハングル文字は文字体系が独創的、科学的であること。
また、既存の他の言語からまったく影響を受けず一国家の公用語として使用されるにいたったことは世界的にも類例がないことで、非常に高く評価されています。
ハングル文字は象形文字であり、音素文字(表音文字)です。
発音記号の役割を果たしてもいます。
ローマ字のアルファベットのように母音と子音を組み合わせて使います。
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このサイトでの「ハングル語」や「ハングル文字」について
「韓国語」とは言語自体を表し、韓国語で使われている文字を「ハングル」と呼びます。
「ハングル」を直訳すると「大いなる文字」という意味になるので、これを「ハングル文字」とすると文字という言葉が重なってしまうので本来は適切ではありません。
また、韓国語を「ハングル語」と呼ぶことは日本語を「ひらがな語」と呼んだり、英語を「アルファベット語」と呼ぶことと同じになってしまうのでこれも適切ではありません。
しかし、日本では「ハングル語」や「ハングル文字」という呼び方が定着しています。
これは「韓国語」を韓国語で発音すると한국어(ハングゴ)と発音されるためそれが日本人にはハングル語と聞こえるためではないかと考えられています。
「ハングル文字」の呼び方もハングルの直訳の意味を知っている方が少ないためだと思っています。
このサイトはタイトルの通り、初心者向けの勉強サイトです。
初心者の方に対してハードルを下げるために、あえて不適切ですが定着している「ハングル語」や「ハングル文字」という言葉も使っていきたいと思います。
このような思いから、このサイトでは韓国語とハングル語を同義として扱います。
同様に文字に関してもハングルとハングル文字という呼び方を同義として使います。
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ハングル文字は24文字
ハングル文字の基本文字は母音字が10文字、子音字は14文字の計24文字です。
使っている文字が少ないことも韓国語の優れた点といえます。
文字が少なければそれだけ覚えやすいということです。
また、子音字は口などの発音器官の形を基に作られました。
これらは発音方法を理解するのに重要です。
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文章の最後はピリオド
韓国語では文章の最後にピリオドを打ちます。
また句読点はありません。
文章の区切りは少しスペースをあけて書きます。
これを「分かち書き」といいます。
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韓国語と日本語の共通点
韓国語と日本語の共通点を整理しておきましょう。
文法が同じ
韓国語と日本語の共通点で大きなものは文法が同じと言うものです。
日本語 | 私は | 日本人 | です |
---|---|---|---|
韓国語 |
저는 (チョヌン) |
일본 사람 (イルボンサラム) |
입니다 (イムニダ) |
- 語順が同じ
- 助詞(てにをは言葉)がある
- 単数形・複数形の区別がない
- 関係代名詞や前置詞がない
他の言語と違い、韓国語は日本語と文法がほぼ同じなので単語が分かれば理解できることが大きいです。
1人称・2人称が複数ある
1人称と2人称が複数あり、使い分ける必要があることも共通しています。
- | 1人称 | 2人称 |
---|---|---|
日本語 | 私・僕・オレなど | あなた・お前・君など |
韓国語 | 저(チョ)・나(ナ)など | 너(ノ)・그대(クデ)・당신(タンシン)・여보(ヨボ)など |
これらは相手との上下関係や口調の丁寧さによって使い分けることも共通しています。
また、尊敬語や丁寧語などの存在も共通しています。
韓国語の基礎的な知識の説明はここまでです。
ここからは実際に勉強していく順番を説明していきます。
何から始めればいいのか分からない、と思っている方は参考にして下さい。
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韓国語を勉強する順番
韓国語を勉強する順番としてはまず文字を覚えましょう。
独特の文字であるハングルは韓国語(朝鮮語)以外で目にすることはありません。
まったく新しい世界へと進んでいくことになります。
この文字の習得が語学における最大の壁と言われています。
これがクリアできた方は大きく自信をもっていいです。
母音→子音と進んでいきましょう。
文字が分かった方はパッチムについて考えてみましょう。
日本語はすべての発音に母音が伴います。
ローマ字表記するとわかりやすいですが母音と子音は必ず一つづつでワンセットですね。
韓国語は必ずしも母音と子音はワンセットではありません。
子音・母音・子音の3文字で一つの音となることもあります。
これがパッチムです。
パッチムを「終声子音」と漢字で表すのはこのためです。
母音の無い、子音だけの音という日本語にはない概念を理解する必要があります。
- 文字の習得
- パッチムの理解
この順番を守ることがおすすめする勉強方法です。
そのあとはテーマごとに分けているので興味のあるページからご覧になってください。
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