このページではイ・サン最愛の人ソンヨンの死因について解説します。
ドラマ「イ・サン」の中ではソンヨンの死因は肝硬変です。
イ・サンとソンヨンの第一子だったヒャン王子が麻疹にかかり、5歳で亡くなってしまいました。
この時、ソンヨンのお腹には新しい命とともに、ソンヨンの死因となった肝硬変という病が彼女の体を蝕み始めていたのです。
ソンヨンは自分の体の異変に気付いているかのように、王宮の医官による脈診を拒み、テスに頼んで内緒で町医者の元へ連れて行ってもらい、自分の病気を確信するのでした。
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ソンヨンは王宮を出て一人で出産することを決意した
病に冒されたソンヨンは子供を出産するために一人で王宮を出ることを決意します。
これは自分の病のことをイ・サンや王宮の人間に知られたくないという思いです。
自分の病気を治すための薬を飲めば、授かったお腹の赤ちゃんに影響を及ぼしてしまうかもしれないとソンヨンは考えたのです。
そしてソンヨンは一人王宮を抜け出すのですが、ソンヨンの異変を感じて町医者から病気の事を聞いたテスが、ソンヨンが部屋にいないことに気付きます。
そしてその事をイ・サンに伝え、ソンヨンは追いかけて来たテスたちに王宮に戻されてしまうのでした。
最初はソンヨンに怒りと悲しみこそ覚えたイ・サンでしたが、愛しているソンヨンの病気を治すべくありとあらゆる方法を模索していきます。
イ・サンはソンヨンの肝硬変を治せる医者を探させた
ソンヨンの病気を知ったイ・サンはソンヨンの病気を治せる医者を探させました。
国中の有能な医者が集められますが、どの医者も手遅れと言います。
そんな中でイ・サンは諦めずテスに清国に行って肝硬変を治せる医者を見つけてくるようにと命じます。
ソンヨンはもはや自分の余命を知っていたのでしょうか、テスが清国まで行ってしまえばもう自分が生きている間にテスに会えないかもしれないということも悟っていましたし、イ・サンに叶わない望みは持たせたくないという辛い気持ちを抱えていました。
ソンヨンは最期にイ・サンの肖像画に全てを注いだ
ソンヨンは最期にイ・サンの肖像画を描くことに全てを注ぎました。
ソンヨンが最期の最期まで、自分の命が尽きようとしている中で描いている姿は涙無しでは見られません。
そして、ソンヨンはついにイ・サンの腕の中で一足先に亡くなったヒャン王子の元に行くと言って息を引き取りました。
悲しみに包まれた王宮では多くの人がソンヨンの死を悲しみました。
清国まで行ったテスも、テスに同行したソンヨンの弟のウクもソンヨンの死に目に会えず、お別れをすることになってしまいました。
イ・サンが唯一自分で選んだ側室だったソンヨン。
彼女の波瀾万丈な人生が幕を閉じました。
ソンヨンは実在の人物がモデルだった。死因も史実だったのか
ソンヨンは実在の人物である宜嬪成氏(ウィビンソンシ)がモデルです。
史実の宜嬪成氏(ウィビンソンシ)は、和嬪尹氏(ファビンユンシ・正祖2番目の側室でドラマにも登場)の女官の身分から側室になりました。
死因が肝硬変というのも史実だったのか、というとそうはいかないようです。
史実では、宜嬪成氏(ウィビンソンシ)は病死となっていて詳しい病名は明かされていません。
詳しい死因が明かされていない病死、ということで毒殺説もささやかれているようです。
宜嬪成氏(ウィビンソンシ)はドラマのソンヨン同様に正祖(イサン)が唯一自分で選んだ側室で、それ以外の結婚は正室も含めてすべて有力者との政略結婚と言われています。
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もともと低い身分だったうえに王に唯一本気で愛された、となれば周りの反感を買うことは容易に想像がつきます。
特に和嬪尹氏(ファビンユンシ)は面白くないでしょう。(なにせ自分の付き人が王に愛されちゃったわけですから)
こういったわけでドラマのソンヨンの死因は肝硬変でしたが、史実では「病死」となっています。
以上、ソンヨンの死因についての解説でした。
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