このページではドラマ善徳女王でのキムユシンの結婚について、結婚を受け入れた理由と妻について考察したいと思います。
ドラマ内では結婚式の間は腑抜けた顔をして望んだ結婚ではないかのような演出でしたが実際のところどうだったのでしょうか?
この結婚によってトンマンの心はどうなったのか?
続きをどうぞ。
「善徳女王」キムユシンの結婚でトンマンはついに本音を暴露?
37話、ユシンはミシルに、トンマンから離れミシルの懐に飛び込むと話します。
「私が若ければ本当にこの胸に抱いたものを!」と高らかに笑うミシル。
その代わりユシンの忠心の証として、自分の家門のヨンモとの婚姻を言い渡しました。
このヨンモとは、ハジョンとソルウォンの娘ミモの間に生まれた娘であり、ミシルにとっては孫にあたります。
ユシンはこの婚姻を受け入れ、それを知ったトンマンはショックを受けました。
覇道を突き進むためにはこうするしかないことはわかっていても、気持ちが追いつかないトンマン。
とうとうトンマンは「ユシンを好きだったのに・・・。」と初めてユシンへの気持ちを吐露します。
しかしあくまでトンマン王女に臣下として接するユシンに、視聴者目線も切なさが募ります。
大義の為に仕方なくユシンは婚姻を決めたものの、心の中ではトンマンを想い続けている・・・と信じたいところです。
ところがこの後、ヨンモが身ごもり、案外夫婦仲は悪くなさそうな描写があります。
ユシンファンとしては裏切られた気分ですが、これもドラマ終盤のピダムとの恋物語への伏線だったのでしょうか。
史実にも残るユシンの妻ヨンモは実在の人物?
ドラマではユシンの妻として登場するヨンモですが、実在したのかは不明です。
しかし全くの創作というわけではありません。
ヨンモについては、1989年に日本の宮内庁で発見された、花郎世記の筆写本の中にだけ登場するのです。
しかし、この花郎世記という書物自体を偽物とするのが現在通説となっています。
現存する三国史記とは内容にかなり食い違いがあるからです。
花郎世記の記述では、ユシンはヨンモの間に5人の子供をもうけたと書かれています。
ユシンはほかにも側室を多く迎えました。
中でも有名なのは、金春秋(のちの武烈王。ドラマではチュンチュとして登場)と文明王后の娘、智炤夫人です。
文明王后とは、ユシンの実の妹。
つまり姪と結婚したということですね。
新羅の時代は、このように2重3重に血族同士の婚姻をすることで、血統を守っていったようです。
ユシンの妻ヨンモのキャストはT-ARAのキュリ
ヨンモはK-POPガールズグループのT-ARAのキュリが演じました。
善徳女王は2009年5月から12月まで放送され、T-ARAはその年の7月にデビューしています。
善徳女王への出演は話題性抜群でしたね!
その後の活躍は日本でもよく知られていますね。
筆者の個人的意見ではK-POPアイドル屈指の美少女だったんですが・・・整形してから変わっちゃったな、と思います!
T-ARAは脱退などメンバー入れ替えもあり、記事執筆現在はキュリを含む4人で活動しています。
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