韓国語の数字の数え方と読み方がわかる一覧表

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韓国語の数字 韓国語の基本

韓国語の数字を一覧表で勉強します。

韓国語の数字の数え方と読み方が分かります。

韓国語の数字には漢字の「一、二、三」由来の漢語系数詞と固有語系数詞があります。

それぞれの数え方、読み方、使い分け方、覚え方を紹介します。

また、数える単位(個、枚など)を韓国語では助数詞と呼びます。

この助数詞の使い方も勉強します。

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韓国語の数字の書き方と読み方(漢語系数詞の一覧)

零(れい)공(コン)または영(ヨン)
일(イル)
이(イ)
삼(サム)
사(サ)
오(オ)
육(ユク)
칠(チル)
팔(パル)
구(ク)
십(シプ)
11십일(シビル)
12십이(シビ)
13십삼(シプサム)
14십사(シプサ)
15십오(シボ)
16십육(シムニュク)
17십칠(シプチル)
18십팔(シプパル)
19십구(シプク)

ここでは0~19までを紹介しました。

漢語系数詞は漢数字をもととしているので日本語と似ている発音もあります。

漢語系数詞は「イル、イー、サム、サー・・・」と数えます。

韓国語でも공(コン)と言ったり영(ヨン)と言ったりするそうです。

0については日本語でも「れい」とか「まる」とか「ゼロ」とか言ったりしますね。(ゼロは英語ですけど)

6の육(ユク)は読み方が変わる場合があるので注意が必要です。

例えば16の場合は発音が심뉵(シムニュク)に変わります。

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漢語系数詞の覚え方の法則

10の位まで上がると10を表す십(シプ)と一ケタの数詞を組み合わせます。

  • 11は십(シプ)+일(イル)→십일(シビル)
  • 12は십(シプ)+이(イ)→십이(シビ)
  • 13は십(シプ)+삼(サム)→십삼(シプサム)

20以降は法則に従って作ってみましょう。

例えば

  • 20の場合は:2の이(イ)+10の십(シプ)→이십(イシプ)
  • 35の場合は:3の삼(サム)+10の십(シプ)+5の오(オ)→삼십오(サムシボ)
  • 47の場合は:4の사(サ)+10の십(シプ)+7の칠(チル)→사십칠(サシプチル)

になります。

左から順に足していけば数字は完成します。

100まではこれで数えられます。

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韓国語の百千万億兆

大きい数字の韓国語は

백(ペク)
천(チョン)
만(マン)
억(オク)
조(チョ)

万と億、兆は日本語と同じ読み方です。

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韓国語のお金の数え方

韓国のお金
韓国のお金

先ほど紹介した法則を使ってケタの大きい韓国語を作ってみましょう。

例としてお金の数え方を紹介します。

これも順番に組み合わせれば出来ます。

お金の単位は원(ウォン)です。

例えば3,000ウォンの場合は千を表す천(チョン)の前に3の삼(サム)をつけて삼천(サムチョン)、これに원(ウォン)をつけて삼천원(サムチョンウォン)となります。

※そのほかの一例

  • 2,900ウォン→이천구백원(イチョンクベクウォン)
  • 65,000ウォン→육만오천원(ユンマノチョンウォン)
  • 13,000ウォン→만삼천원(マンサムチョンウォン)
  • 5兆8億9万4千ウォン→오조칠억구만사천원(オチョパロクマンサチョンウォン)

日本語のように数字とケタを交互に並べます。

日本語と違い、一万(いちまん)は一を省略して「万(만)」だけになります。

一億の場合は同じく일억(イロク)になります。

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韓国語の数字の書き方と読み方(固有語語系数詞の一覧)

韓国語の数字にはもう一つ固有語系数詞と言うものがあります。

先ほどの漢語系数詞は中国から伝わった漢字が元になっています。

固有語系数詞は日本語で言うところの「ひとつ、ふたつ、みっつ・・・」のような漢字が伝わる前から使われている韓国語特有の言葉です。

次の表を見てください。

1하나(ハナ)
2둘(トゥル)
3셋(セッ)
4넷(ネッ)
5다섯(タソッ)
6여섯(ヨソッ)
7일곱(イルゴプ)
8여덟(ヨドル)
9아홉(アホプ)
10열(ヨル)
11열하나(ヨルハナ)
12열둘(ヨルドゥル)
13열셋(ヨルセッ)
14열넷(ヨルネッ)
15열다섯(ヨルタソッ)
16열여섯(ヨルヨソッ)
17열일곱(ヨルイルゴプ)
18열여덟(ヨルヨドル)
19열아홉(ヨルラホプ)
20스물(スムル)
21스물하나(スムルハナ)
22스물둘(スムルドゥル )
23스물셋(スムルセッ)
24스물넷(スムルネッ)
25스물다섯 スムルタソッ)
26스물여섯(スムルヨソッ)
27스물일곱(スムルイルゴプ)
28스물여덟(スムルヨドル)
29스물아홉(スムルアホプ)
30서른(ソルン)

3の셋(セッ)、4の넷(ネッ)、5の다섯(タソッ)、6の여섯(ヨソッ)の発音には注意してください。

パッチムがㅅですが読み方はㄷで発音します。

カタカナの読み仮名は促音(小さいツ)にしましたが実際にはちょっと違います。

パッチムの発音は難しいので別ページで詳しく解説しています。

【参考記事:韓国語のパッチムは発音の変化に注意

9の아홉(アホプ)のホプの部分は画面では見づらいですが、호にパッチムのㅂがついています。

こちらも「アホッ」とか「アホ」みたいに聞こえますが聞き間違えないようにしましょう。

固有語系数詞も左から順に並べていきます。

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韓国語の「ハナトゥルセ」は「いち・に・さん」

K-POPアイドルなどがグループ名紹介などで「ハナトゥルセ」と掛け声をするのをよく聞きます。

これは「いち・に・さん」と言っているんです。

「いちにのさん、ハイ」みたいな感じですね。

これはここで解説している固有語系数詞の数え方になります。

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固有語系数詞の覚え方

固有語系数詞の特徴としては10代、20代、30代・・・と10の位の呼び方が呼び方が変わります。

  • 11の場合は、10の열(ヨル)に1の하나(ハナ)をつけて열하나(ヨルハナ)
  • 12の場合は、10の열(ヨル)に2の둘(トゥル)をつけて열둘(ヨルドゥル)

となっていきますが、20代の場合は

  • 21の場合は、20の스물(スムル)に1の하나(ハナ)をつけて스물하나(スムルハナ)
  • 22の場合は、20の스물(スムル)に2の둘(トゥル)をつけて스물둘(スムルドゥル)

となります。

以降、

  • 30代は서른(ソルン)
  • 40代は마흔(マフン )
  • 50代は쉰(スイン)
  • 60代は예순(イェスン)
  • 70代は일흔(イルフン)
  • 80代は여든(ヨドゥン)
  • 90代は아흔(アフン)

です。

固有語系数詞の最大数は99の아흔아홉(アフンアホプ)です。

100以上は数えられないのでそれ以上は漢語系数詞で数えます。

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韓国語の数詞の解説

ここからはそれぞれの数詞の解説になります。

  • 漢語系数詞
  • お金を数えるのは漢語系数詞
  • 固有語系数詞
  • 個、枚、名は固有語系数詞
  • 年齢は固有語系数詞

使い方や使い分け方の参考にして下さい。

漢語系数詞

漢語系数詞は大昔に中国大陸から伝わったもので漢字語の一部です。

日本語の「いち、に、さん・・・」の数え方と似ている部分があります。

また、数によっては中国語と似ているものもあります。

お金を数えるのは漢語系数詞

お金を数える場合はこの漢語系数詞を使います。

このほかには1月、2月・・・と月を数える場合や1階、2階・・・と階数を数える場合も使います。

間違うと厄介なことにもなりかねませんのでがんばって勉強しましょう。

固有語系数詞

固有語系数詞は日本語での「ひとつ、ふたつ・・・」に相当する数え方です。

日本語と違い、1から99までを数えることが出来ます。

個、枚、名は固有語系数詞

個、枚、名を数える場合は固有語系数詞を使います。

韓国旅行などで買い物や注文をする場合にこの3つがわかれば何とかなるでしょう。

年齢は固有語系数詞

年齢は固有語系数詞を使います。

10歳から39歳までの一覧表です。

10代20代30代
10歳
열 살「ヨルサル」
20歳
스무 살「スムサル」
30歳
서른 살「ソルンサル」
11歳
열한 살「ヨルハンサル」
21歳
스물한 살「スムルハンサル」
31歳
서른한 살「ソルンハンサル」
12歳
열두 살「ヨルドゥサル」
22歳
스물두 살「スムルドゥサル」
32歳
서른두 살「ソルンドゥサル」
13歳
열세 살「ヨルセサル」
23歳
스물세 살「スムルセサル」
33歳
서른세 살「ソルンセサル」
14歳
열네 살「ヨルネサル」
24歳
스물네 살「スムルネサル」
34歳
서른네 살「ソルンネサル」
15歳
열다섯 살「ヨルダソッサル」
25歳
스물다섯 살「スムルダソッサル」
35歳
서른다섯 살「ソルンダソッサル」
16歳
열여섯 살「ヨリョソッサル」
26歳
스물여섯 살「スムリョソッサル」
36歳
서른여섯 살「ソルニャソッサル」
17歳
열일곱 살「ヨリルゴプサル」
27歳
스물일곱 살「スムリルゴプサル」
37歳
서른일곱 살「ソルニルゴプサル」
18歳
열여덟 살「ヨルリョドル」
28歳
스물여덟 살「スムリョドルサル」
38歳
서른여덟 살「ソルニョドルサル」
19歳
열아홉 살「ヨラホプサル」
29歳
스물아홉 살「スムラホプサル」
39歳
서른아홉 살「ソルナホプサル」

具体的な解説は韓国語で自己紹介をするを読んで下さい。

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物の数え方の例文

1の하나(ハナ)、2の둘(トゥル)、3の셋(セッ)、4の넷(ネッ)は後ろに助数詞がつくと次のように形が変わります。

  • 하나(ハナ)→한(ハン)
  • 둘(トゥル)→두(トゥ)
  • 셋(セッ)→세(セ)
  • 넷(ネッ)→네(ネ)

(2,3,4はパッチムがなくなります)

実際に物を数える場合の例文を作ってみましょう。

まずは個(개)の助数詞を使います。

  1. 한개(「ハンゲ」1個)
  2. 두개(「トゥゲ」2個)
  3. 세개(「セゲ」3個)
  4. 네개(「ネゲ」4個)
  5. 다섯개(「タソッケ」5個)
  6. 여섯개(「ヨソッケ」6個)
  7. 일곱개(「イルゴプケ」7個)
  8. 여덟개(「ヨドルゲ」8個)
  9. 아홉개(「アホプケ」9個)
  10. 열개(「ヨルゲ」10個)

日本語と同じようにほとんどのものを個(개)で数えても良いので個(개)は大活躍します。

ぜひマスターしましょう。

続いて枚(장)、名(명)をまとめてやってみましょう。

  1. 한장(「ハンジャン」1枚)、한명(「ハンミョン」1名)
  2. 두장(「トゥジャン」2枚)、두명(トゥミョン」2名)
  3. 세장(「セジャン」3枚)、세명(「セミョン」3名)
  4. 네장(「ネジャン」4枚)、네명(「ネミョン」4名)
  5. 다섯장(「タソッチャン」5枚)、다섯명(「タソンミョン」5名)
  6. 여섯장(「ヨソッチャン」6枚)、여섯명(「ヨソンミョン」6名)
  7. 일곱장(「イルゴプチャン」7枚)、일곱명(「イルゴムミョン」7名)
  8. 여덟장(「ヨドルジャン」8枚)、여덟명(「ヨドルミョン」8名)
  9. 아홉장(「アホプチャン」9枚)、아홉명(「アホムミョン」9名)
  10. 열장(「ヨルジャン」10枚)、열명(「ヨルミョン」10名)

切符を買ったり予約を取るときなどは枚(장)、名(명)を使います。

枚(장)の場合は濃音化(「ジャン」の濁音がなくなり、「チャン」になる)、

名(명)の場合は鼻音化の発音規則によって発音が若干変わります。

発音規則は韓国語のパッチムは発音の変化に注意で復習してください。

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韓国語の数字ページのまとめ

このページでは韓国語の数字の読み方や数の数え方について勉強しました。

漢語系数詞、固有語系数詞、助数詞などの新しいキーワードが登場しました。

このページの内容を押さえておけば韓国旅行などで十分に使えることでしょう。

旅行などでは食事やお土産のショッピングなど数字は必ず使います。

楽しい旅行のお手伝いが出来れば幸いです。

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